『語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ』
2015/01/01
参考になった箇所
- ネイティブも納得の英文を簡単に作る方法:コツは、勉強するのではなく調べて読むこと、訳すのではなく真似をすること(p.55)
- 伸びる翻訳者が「語学力」より使っているもの:目的意識を明確にした経験によって得られる、「必要な情報を確実に手に入れる力」と「論理的思考力」–「問題解決能力」に支えられている(pp.68-69)
- 拾い読みのススメ:専門書一冊を通し読みするよりも、同様の技術内容について書かれた資料から必要最低限の部分だけを拾って数をこなすほうが、よほど理解度が上がる(pp.79-80)
- ワイルドカードを使った検索・置換のコツ:([0-9]{1,})を「すうじ」という読みで辞書登録する(p.120)
- 見直しに要する時間・負荷・ミスの大幅削減:一括置換した部分に灰色の蛍光ペンでマークを付ける(「自動入力した部分」と「人間が入力した部分」の区別をするため)(p.145)
- 高スピードを実現する私の手順:訳文を作るのに疲れたら「眺める」作業と置換作業を間に挟む(pp.158-159)
- 翻訳ソフトで見直し:英和用の翻訳ソフトに自分の書いた英文を確認してもらう(文法的な誤りがあると、明らかに不自然な翻訳文が出力される)(p.177)
- 英数字のチェック:数字は欧文を比較元にして和文を比較先にし、アルファベットは和文を比較元にして欧文を比較先にするとうまくいく(pp.178-179)
よく使うワイルドカードの指定例
選択範囲の1文字を指定する場合
指定したい文字 | ワイルドカード |
---|---|
任意の半角数字 | [0-9] |
任意の半角英大文字 | [A-Z] |
任意の半角英小文字 | [a-z] |
任意の半角英字 | [a-zA-Z] |
任意の全角数字 | [0-9] |
任意の全角英大文字 | [A-Z] |
任意の全角英小文字 | [a-z] |
任意の全角英字 | [a-zA-Z] |
任意の英字 | [a-zA-Za-zA-Z] |
任意の全角カタカナ | [ア-ヾ] |
任意の半角カタカナ | [ヲ-゜] |
任意の全角ひらがな | [あ-ヾ] |
任意の全角ギリシャ文字(大文字) | [Α-Ω] |
任意の全角ギリシャ文字(小文字) | [α-ω] |
特殊文字をワイルドカード検索に入れる場合
ワイルドカード | 通常の検索 | |
---|---|---|
^1 | ^g | 画像 |
^5 | ^a | コメント |
^9 | ^t | タブ |
^11 | ^l | 改行(ソフトリターン) |
^12 | ^k | ページ区切り/セクション区切り |
^13 | ^p | 改行(ハードリターン) |
^13 | ^n | カラム |
^14 | ^w | ホワイトスペース |
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