特許翻訳者向けの文書型データベース

      2015/01/01

知子の情報

レバレッジ特許翻訳講座のビデオセミナー0027では、管理人さん一押しの文書型データベースとして「知子の情報」が紹介されています。
しかしこのソフト、Windows専用なのですね。Mac上に構築した仮想Windows環境内で動かす手もありますが、検索速度がネックになりそうですので私はまだ試していません。

Evernoteプレミアム

Evernote logo

私は文書型データベースとして主に「Evernoteプレミアム」を使っています。年額4000円(約333円/月)の有料サービスですが、十分に元はとれると思います。
ライトユーザであれば無料版でもよいかもしれませんが、プロの特許翻訳者が文書型データベースとしてEvernoteを使うのであれば、少なくとも2つの理由でプレミアム版が必要になります。

  1. 無料版では月間アップロード容量が60MBに制限される
  2. 無料版ではPDFおよびOfficeファイル内の検索ができない

プレミアム版にすれば、月間アップロード容量が1GBに拡大されるため、アップロードの上限をほぼ気にすることなく、業務に役立ちそうなウェブページやPDFファイルをEvernoteにどんどん突っ込むことができるようになります。ちなみに私の場合、8月の月間アップロード容量が2日の時点ですでに750MBを超えています。。。少し調子に乗りすぎたようです。ただ、アップロード容量が1GBに達したとしても、450円を支払えばその月のアップロード容量を2GBに増やす(1GB追加する)ことができますので心配はいりません。

また、プレミアム版では、PDFファイルやOfficeファイル内の文字列検索が可能になります。そもそもこの機能がまともに働かないと文書型データベースにはなり得ませんので、これだけでも無料版からプレミアム版に切り替える理由にはなります。Evetnote Web クリッパーと組み合わせるとその威力は絶大です。

なお、Evernoteのパートナーであるドコモのスマートフォンを購入するか、こちらからEvetnoteのユーザ登録とインストールをすると、所定の期間、プレミアム版を無料で使うことができます。

追記(朗報)

2014年9月末辺りに、月間アップロード容量が1GBから4GBに増量されたようです。ついでに、1ファイル100MBまでというアップロード制限も緩和してもらえるとさらに良かったのですが・・・。

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