レバレッジ特許翻訳講座の受講開始から約1ヶ月半が経過しました

      2015/01/01

3週間ほどブログの更新をサボっているうちに、レバレッジ特許翻訳講座の受講開始から約1ヶ月半が経過しました。
この1ヶ月半の間に

  • ビデオセミナー160本強
  • X, Y, Wシリーズのテキストすべて
  • Y-01とY-03の対訳演習

を終えました。

今月上旬にXシリーズを終えてからは、続くYシリーズのテキストおよび演習素材を基にSDL Trados Studio 2014と同MultiTerm 2014 Desktop/Converterの実践的ノウハウを体得すべく徹底的に使い倒しました。
本講座のS1コース(ワケあり低価格コース)はすでに入手できなくなったTrados 2007のTagEditorとWorkBenchを前提に作成されているため、Trados Studio 2014ユーザはテキストを適宜読み替えかつ最新情報の独自に収集をしながら+αの試行錯誤をする必要があります。ここに手間をかけたくない方は、通年コースを受講された方がよいかもしれません。

Trados Studio 2014を使い込む過程で、対訳収集時のTraToolとTrados Studio 2014との連携、英辞郎・略語郎・専門用語対訳集「電気・電子・情報17万語」のMultiTerm 2014への取り込み、例辞郎・E-DIC・ビジネス技術実用英語大辞典(海野さんの辞書)の用例のメモリ化なども試みました(どこまで意味があるかは別として)。もくろみ通りにいかないことが多く苦労しましたが、その分TradosやMultiTermのクセや制限をいろいろと知ることができました。

また、MacBookをメインマシンとしている私の場合は「Mac OS X」および「Mac上に構築した仮想環境上のWindows」という2つのOSを併用している関係で、Windowsを前提に作成された本講座で紹介されているソフトだけでなく、Macのソフトも独自に調査し評価していました。MacとWindowsのいいとこ取りをしようと欲張ったため時間が余計にかかってしまいましたが、今しかできない必要な作業の1つだと考え時間を割きました。両者のいいとこ取りおよびそれらのシームレスな連携を実現することができれば、業界の主流と考えられるWindows単体で行う翻訳作業よりも高い作業効率を手に入れることができるはずだからです。

この後は、本来ならYシリーズの残り(Y-02, Y-04)およびWシリーズの演習に移るべきなのですが、このまま化学系の特許明細書を続けると私がターゲットとして定めている特許事務所へのアプローチが遅れてしまうことから、ここで一旦本講座を離れることにします。

とはいえ、本来Y, Wシリーズで取り組むべき化学系特許明細書を独自で収集した特許明細書(電気・情報・ソフトウェア系)に置き換えるだけで、こなすべき対訳演習・翻訳演習をスキップしたりその量を減らしたりするつもりはありません。基本的には講座の趣旨・流れに沿って膨大な量の演習を進めます。早期実戦デビューを実現するために、扱う技術分野を自分がまず最初に目指すべき方向にシフトし、かつ、演習素材をターゲットとする特許事務所向けに若干カスタマイズするということです。実戦デビューの目標時期は年内、つまり、レバレッジ特許翻訳講座の受講開始から半年以内です。事情があるとはいえ自分でハードルを上げているのですから、レールも自分で引き直す必要があります。

もちろん、本講座のおかげで化学系への興味も高まりましたし、管理人さんの声にも定期的に触れておきたいので、未消化のビデオセミナーは少しずつ消化していくつもりです。通年ではない制限付きのS1コースでカバーされない部分を補うために入手した他の教材(主に書籍)にも着手します。山積している弁理士会のeラーニングも進めておかないとマズイ・・・。

やることは盛りだくさん、9月以降さらに気を引き締めて必ずやり遂げます。そして、闘病中の家族のそばに常にいられるよう、1日も早く副業から脱し本業として軌道に載せます。

 -Trados, Training

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